【オープンリールテープ宅配買取 in 静岡市】JOHNNY CASH at SAN QUENTIN(CBS SONY/SLH / w/OBI/4TRACK)
【宅配買取】にて静岡市のお客様より、「JOHNNY CASH at SAN QUENTIN」(CBS SONY/4TRACK)」を買取させていただきました。
名盤買取させていただきました。
Johnny Cashの「At San Quentin」は、1969年にリリースされたライブアルバムで、カリフォルニア州のサン・クエンティン州立刑務所でのライブパフォーマンスを収録したものです。このアルバムは、キャッシュのキャリアの中でも特に有名で、彼の音楽とパーソナリティを象徴する重要な作品です。
アルバム概要
「At San Quentin」は、1969年2月24日に収録されました。このライブは、1968年の「At Folsom Prison」の成功に続くもので、再び刑務所でのライブというユニークな設定が話題を呼びました。Johnny Cashは、刑務所の観客を前に、彼独自のカリスマ性と共感を持ってパフォーマンスを行いました。アルバムには、キャッシュの代表曲や、新曲、そして刑務所の観衆とのやり取りが含まれています。
トラックごとの感想
- “Wanted Man” – ボブ・ディランとの共作によるこの曲は、キャッシュの力強いボーカルとストーリーテリングの才能が光ります。ライブのエネルギーが伝わってきます。
- “Wreck of the Old 97” – 伝統的なカントリーソングで、キャッシュの特徴的な低音の声が際立ちます。彼のバックバンドであるテネシー・スリーの演奏も見事です。
- “I Walk the Line” – キャッシュの代表曲の一つで、観衆の反応も熱烈です。この曲のイントロが始まると、刑務所の観衆から大きな歓声が上がります。
- “Darling Companion” – ジューン・カーター・キャッシュとのデュエットで、愛情が溢れるパフォーマンスです。二人の相性の良さがよくわかります。
- “Starkville City Jail” – キャッシュのユーモアが垣間見える曲で、観衆との交流も含まれます。刑務所の観衆はこの曲に特に共感しているようです。
- “San Quentin” – タイトル曲であり、キャッシュがこの曲を二度演奏したほど人気のある曲です。刑務所の観衆はこの曲に非常に熱狂的に反応します。
- “San Quentin (Reprise)” – 再度の演奏によって、観衆の反応がさらに熱狂的になります。キャッシュのエネルギーと観衆の一体感が感じられます。
- “A Boy Named Sue” – シェル・シルヴァスタイン作のユーモラスな曲で、観衆を大いに楽しませます。キャッシュの語り口と観衆の笑い声が印象的です。
- “Peace in the Valley” – ゴスペルソングで、キャッシュの信仰心が伝わってきます。感動的なパフォーマンスです。
- “Folsom Prison Blues” – キャッシュのアイコン的な曲の一つで、刑務所の観衆には特に響く曲です。ライブのクライマックスにふさわしいパフォーマンスです。
総評
「At San Quentin」は、Johnny Cashのライブアルバムの中でも特に重要な作品であり、彼の音楽と人間性を強く感じられる一枚です。刑務所という特異な環境でのライブは、キャッシュの反逆的なイメージと彼の共感力を際立たせています。アルバム全体を通して、彼のカリスマ性とパフォーマンスの魅力が伝わってきます。
このアルバムは、キャッシュの音楽を初めて聴く人にも、既にファンである人にも強くお勧めできる作品です。彼の代表曲が揃っているだけでなく、ライブの臨場感と観衆との一体感が鮮明に感じられる一枚です。
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